今年の3月11日で東日本大震災から10年になります。
宮城県の蔵元である一ノ蔵は、日本酒の売上額を寄付し、被災した子どもたちを支援するプロジェクトを実施しています。皆さんにもこの活動について知っていただきたいのでご紹介します。
プロジェクトの概要
宮城県の蔵元、一ノ蔵は2011年12月に「未来へつなぐバトン醸造発酵で子どもたちを救おうプロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトは、宮城県産のお米でつくった日本酒「3.11未来へつなぐバトン」を販売し、その売上額全額を東日本大震災で被災した子どもたちを2011年から20年間支援していくための基金「公益社団法人ハタチ基金」に継続して寄付を行うというものです。
参考:「3.11未来へつなぐバトン」2月17日出荷開始!|宮城県の伝統的な手づくりの日本酒蔵一ノ蔵
買って飲むことでできる支援
恥ずかしながら、わたしがこの活動を知ったのは去年のことです。たまたまTwitterで「3.11未来へつなぐバトン」の出荷が開始されたというツイートと見たのがきっかけです。
支援といっても東北への旅行はなかなかできませんが、これなら自分にでもできる!と思って購入しました。
このプロジェクトは、震災当時0歳だった子どもがハタチになるまで継続するとのこと。9年目にして初めて知ったのですが、少なくともあと10年は協力できます。年に1度、四合瓶を1本買うという小さな支援ですが、続けていきたいと思っています。
特別純米原酒「3.11未来へつなぐバトン」について
ラベルや一ノ蔵のホームページからわかる情報を網羅してみました。(下記参照)
冷酒、常温、熱燗、どれでもいける特別純米酒で、(水を加えていない)原酒のため、アルコール度が高めです。ああ、日本酒飲んでるなあと感じる味の濃さとピリッとした刺激があります。のんべえ向きかもしれません(笑)。
強いお酒が苦手な方は、レモンをしぼたり、炭酸水やオレンジジュースで割ったりしてカクテルにするといいですよ。
まとめ
「3.11未来へつなぐバトン」は買えるお店が限られていますが、ネットでも購入できますので、関心を持たれた方は是非手に取っていただきたいです。(紹介が遅れたので、今年の分はかなり売り切れているようです。すみません。)
一緒にバトンをつなぎましょう!