「大那 BEYOND THE WALL」飲んでみた!

「進撃の巨人」コラボ日本酒「大那 BEYOND THE WALL」、買ってしばらく眺めてニヤニヤしてましたが、ニヤニヤも落ち着いたので飲んでみました。

「進撃の巨人」と「大那」の基本情報については、こちらの記事をご覧ください。

「大那 BEYOND THE WALL」の飲み方

箱に「冷蔵庫で冷やした~」とあったので、箱を開けて瓶は冷蔵庫で保管していました。
で、飲む際には箱に書いてある「冷蔵庫で冷やしたボトルを一度開栓し、また栓を閉じます。優しく上下に二~三度ふり、常温のまま五分ほど置いてからお飲みください。開封後は冷蔵庫に保管頂き、二日目以降の味わいの変化もお楽しみください。」を忠実に守ってぐい吞みに注いで冷酒でいただきました。

「大那 BEYOND THE WALL」レビュー

まず、ミカサモデルから開けました。ミカサ→エレン→リヴァイ→無垢の巨人の順で感想を書いていきますね。

ミカサモデル

販売サイトによると、ミカサモデルのお米は栃木県が13年かけて開発した「夢ささら」を使用。アルコール感が少なく、綺麗で優しく、ほのかにメロンの様な上品な甘さが漂う。とのこと。

開栓するとわずかに吟醸香がしますが、一般的な吟醸酒よりも香りが少ない気がします。口に含むと確かにメロンの風味が広がります!ほのかにでなくしっかりメロンです!吟醸酒のフルーティーさといえばブドウの風味なので初めてのメロン風味に感動。口あたりも飲み込む時もなめらかで柔らかいので、甘みを感じるとともにアルコール感が少ない気がしますが、のどごしに少し刺す感じや飲み続けると舌にしびれも感じます。優しいだけじゃない隠れた強さもあるお酒です。なるほど、ミカサの味ですね。

繊細な味わいなので、合わせる料理は出汁のきいたおひたしなど、味の薄いもの、食感の柔らかいものがいいのでは?と思いました。うっかり味の強い料理と合わせるとクイクイ飲んでしまいそうです(^ ^;)
二日目。メロン風味、少しうすらいでますが残ってます!一日目には別々に感じたなめらかな甘み、舌を刺激する辛みが一体的に感じられ、二日目の方がまとまりのある味になった気がします。一日目よりも色々な料理に合う味だと思いました。

エレンモデル

販売サイトによると、エレンモデルのお米は栃木県那須産の「五百万石」を使用。雑味の無い透明感。味わい豊か。様々な食事に合う。とのこと。

開栓した時の吟醸香はミカサモデルよりも感じられる気がします。 ぶどうのような甘みの中にメロンのような香りもほのかに感じられ、口あたりがなめらかで優しい味です。飲み込んだ時にスッと味が切れてなくなる感じ。飲み込んだ時の刺激や舌がしびれる感じもほとんどありません。なるほど、クセのない飲み口なので、これなら様々な食事に合うと思います。
二日目。風味はほぼ変わらず。一日目よりも飲み込む時にのどに刺激があり、少し辛くなった感じがします。

ミカサモデルを飲んでから1か月弱。比較するには記憶があやしい状態でエレンモデルを開けました(汗)。 ミカサ、すごくおいしかったんですよ。だから、次をすぐに開けるのはもったいない気がして、間があきました。ミカサよりもエレンの方がクセがないので、最初に飲むならエレンがおすすめかもしれません。

リヴァイモデル

販売サイトによると、リヴァイモデルのお米は「酒米の王」と言われる「山田錦」を使用。「人類最強」の名にふさわしく、リッチで奥深い味わい。食中酒としても合わせやすく万能なお酒。とのこと。

開栓した時の吟醸香はあまり感じません。口に含んだ時にブドウのようなほのかな吟醸香と甘みを感じ、同時に舌にわずかなしびれも感じます。飲み込んだ時に喉への刺激も少しありますが、ひっかかるようなことはなく、スッと切れて飲みやすいです。
エレン、ミカサモデルよりも辛みがあり、開栓一日目にしてとてもバランスがよく、まとまりのある飲み口です。日本酒好きで食中酒が好みの人は、これこれ、と思う味かもしれません。さすが兵長、完成度が高いです。

二日目。風味はほぼ変わらず、整った味がキープされてます。少し甘みが増して味わい深くなった気がしました。
15度という標準的なアルコール分にも関わらず、3モデルともアルコール感が少ないのは、この酒蔵の特徴かな、と思いました。おかげで、二日目以降もアルコールや風味が抜けたような感じがなく、おいしくいただくことができました。

無垢の巨人モデル

販売サイトによると、「無垢の巨人モデル」のお米は山田錦を使用。アルコール分13度の低アルコールタイプ。加水で度数調整をしていない「原酒」タイプなので低アルコールなのに味わいがシッカリ、奥深いという特徴。無垢の巨人の様に個性豊かで様々な余韻が飛び交うお酒。とのこと。

開栓した時はほのかに吟醸香あり。口に含むとわずかに甘みを感じますが、すぐにピリッとした刺激や辛みが追ってきます。低アルコールのお酒にありがちな薄さや水っぽさは全くなく、味に力強さがあって飲みごたえあり。ですが、飲み口が重くないので、飲むペースが速くなりがち。要注意です(笑)。

二日目。風味はほぼ変わらず。口に含んだ際の甘みが増してまろやかになった感じがします。が、アルコールの抜けた感じやぼやけた味になるようなことはなく、しっかりした味わいです。手ごわいぞ、無垢の巨人(笑)。
酒蔵さんが「二日目以降の味わいの変化もお楽しみください」とおっしゃるだけあって、全てのモデル、二日目以降もおいしくいただけました!

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